韓国には朝鮮戦争後約500人の拉致被害者がいるが、家族会はなかった。平成11年の第1回国民大集会に出席した韓国被害者家族は、帰国後、日本の運動を刺激として翌年2月に家族会(崔祐英会長)を結成した。また、朝鮮戦争中拉致された約8万3千人の家族が集まり、同年11月に家族協議会(李美一理事長)を結成した。平成11年(1999年)以来開催されてきた国民大集会には毎回韓国からも家族代表らが参加。日本の家族会・救う会も訪韓を繰り返し、日韓家族会の連帯の絆は強固なものとなっている。
韓国の自由北朝鮮放送局で韓国拉致家族、脱北者らと面会 平成18年(2006年)5月15日

日韓連帯東京集会 平成18年(2006年)5月27日

「圧力なしでは解決しない!」国民大集会 平成18年(2006年)5月28日
平成18年の国民大集会。小泉首相の決断と、今年中に拉致被害者全員救出を求め、参加した政府関係者、政治家などが前回より一層厳しい対応を求めた。この直後の7月、北朝鮮がミサイルを連射し、10月に核実験を行ったことに対し、政府は、「拉致」も理由として制裁を発動した。


