
横田めぐみさんの拉致が明らかになったのを機に、実名を出して世論に訴えるという苦渋の決断をして、横田、地村、浜本、蓮池、奥土、市川、増元、有本、原の9家族により家族会(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会)が結成された。原敕晃さん拉致で逮捕された犯人が拉致を自白してから約20年が経過していた。その後、松木、飯塚、寺越、曽我、そして松本の各家族が加わり現在に至る。その家族会を支援するため各地に組織が生まれ、「救う会」全国協議会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)として家族会と車の両輪のごとく一体となって国民運動を展開してきた。